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夕食会場には、もうほとんどの生徒が集まっていた。
「お腹、すいちゃったぁ~。」
と、私はるいに言うと、るいは、笑顔で、
「亜紀が、元気になって良かった。いっぱい食べなきゃね。」
と言ってくる。
「うん。」
私とるいは、料理を取り、好きな席につく。
テーブルは円卓になっていた。
そして、ご飯を食べた。
しばらくして…。
「となり、いい??」
と、いきなり聞いてきたのは、琢磨だった。
「あっ、うんいいよ。」
と、私はいう。
琢磨は、私の右となりに座った。
左となりには、るい。
「足、大丈夫??」
「うん、全然大丈夫。」
私は、笑顔でいうと…。
「ごめんね、近くにいたのに何もできなくて…。」
と、とても申し訳なさそうに言ってきた。
「大丈夫だよ。」
それから、夕食が終わるまで、琢磨とるいと、楽しく話をしていた。
「あきぃ~。」
と、みきも、夕食が終わったのか、私たちのとこにきた。あずさも、一緒に。
「あきぃ~~。」
と、みきは甘い声で、私に後ろから抱きついてきた。
「もう、みきぃ~。」
というと、みきは私から離れて。
「みて、これお土産。」
と、私に袋を渡してくる。
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