21人が本棚に入れています
本棚に追加
「あずさと、選んで買ってきたんだよ。」
「ありがとう。」
と、私は受け取った。
「あけていい??」
と聞くと、2人は首をたてに振ったので、私は、袋を開けてみた。
すると…。
筆箱だった。黒いラメの入った筆箱。
「かわいい~。ありがとう。」
とても、嬉しかった。
で…、夕食も終わり、私たちは、部屋に戻ろうと会場をでた。
琢磨とは、その時に別れた。
「おい、木下。」
と、いきなり呼ばれ、振り返ると、相沢先生が後ろに立っていた。
「足、手当てするから、部屋にこい。」
と、言われる…。
「はぁい。」
と素直に返事を返すと、
「先に行ってまっててくれ。」
と、鍵を渡された。
で、私は1人で先生たちの部屋にいく。
夕食後には、話し合いがあるから、るいたちは、先に会場に行ってもらう事になった。
話し合いと言っても、反省会とか、そういう感じのもの。
先生たちの部屋に入る…。
静かな部屋…。
私は、椅子に腰かけて、テレビをつけた。
でも、面白いのはやってなかった。
机にもたれて、黙っていると…。
夕食あとだし、眠くなってくるんだよね…。
なんか、私…寝過ぎ…。
最初のコメントを投稿しよう!