*◇*星空*◇* #2

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もう、洋子先生にバレてしまったけど…。 都合のいい方に転がってほしいと思う…。 私は、欲張りなのかな…。 先生……ごめんね………。 私…やっぱり、側にいたいんだ…。 「せんせ…。せんせいやめない…でね…。」 いきなり、私の口から出てきた言葉…。 不安だった…。 先生が“先生”じゃなくなるという事が…。 「絶対にやめない…。」 先生のやさしい声…。 私、好きだよ…。 「せんせぇ…。」 私は、強く抱きついた…。いつ一緒にいれるか、わからない先生に…。 「なぁ、亜紀…。俺…聞いたよ…洋子先生から…。」 という、先生の声…。 なんの事…。 「お前、1人で苦しんでたんだな…。分かってやれなくて…、ごめんな…。 俺のこと…。まもってくれてたんだな…。」 と…。 先生は、泣いていた。 きっと、洋子先生にバレてた事…。きいたんだね。 「なにも、してやれな…くて…ごめんな…。」 先生の腕に、力が入る…。 先生の腕…、あったかいよ。 「私は、全然…だいじょうぶだよ…。」 強がり…。でも、先生が苦しんでる姿…。みたくなかった…。
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