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「亜紀さんの、バイト仲間です。」
と、答える宗一さん。
私は、宗一さんに助けてもらったことを、母さんに話した。
すると、母さんは何度も、頭を下げ、お礼をいっていた。
「いや、俺は、何もしてませんから、頭を上げてください。」
あまりにも、頭を下げるから、宗一さんは、困っていた。
「じゃあ、バイトがありますので…失礼します。」
と、宗一さんは、歩いていく。
「宗一さん、ありがとう。」
と、私も頭をさげた。
「中に、入りましょう。」
の母さんの一言に、私と悠木くんは、家の中に入り、リビングの椅子に腰かけた…。
私は、母さんに聞きたいことが、いっぱいあった。
でも、悠木くんの前では、話せない。
そう思い…。
「悠木くん。悠木くんは、ちょっと部屋に行っててくれない?私、母さんと大事な話しをしたいから、少しだけ、お願い。」
そういうと、悠木くんは、素直に自分の部屋へ行った。
母さんも、リビングの椅子に座る。
暫しの沈黙…。
私が最初に口を開いた…。
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