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〃カチャ〃
と、鍵を開けて…。家の中にはいる…。
やけに…静か…。
玄関には、男物の靴が1つ…。
私は、静かに中に入る…。
リビングにも、だれもいない…。
「母さん…??」
呼んでも…返事がない…。私は、2階に上がり、父さんたちの寝室の前に足を進めた…。
すると、微かにドアが開いている。そして、聞こえてくる声…。
…う、帰って。」
確かに母さんの声…。
「お前が、出てくから悪いんだろ?」
と、男の人の声も聞こえる…。
私は、ドアの隙間から、中を少し覗いた。
と…。
頭がおかしくなりそうだった…。
母さんと、しらない男の人は…体を重ねていたから…。
なんで…??
「お願いだから、悠木にも、亜紀にも、手を出さないで!!」
と、母さんの声…。泣いてるのか、かすれている…。
「お前が、悪いんだろ…?手を出すか、出さないかは…おれが決める事だ!お前は、黙ってろ!」
こんな会話の中でも、2人は重なっている…。
頭がおかしいんじゃない??
それに、私や、悠木くんに手をだすなって…。
母さんは、脅されてるんだ…!!
そう、思ったら…。その男が許せなかった。
母さん…。
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