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「お父さんと、一緒に帰るぞ!」
と、男は、悠木くんにいっていた…。
ダメ!!
私は、悠木くんと男の間に割り込む。
「か、帰ってください。悠木くんは、もう、うちの子です!!」
私は、男に向かって言っていた…。
悠木くんが、私の洋服をつかんでいるのが、わかった…。
「いちいち、うるさい女だなぁ!!」
男は睨みながら、近づいてくる…。
怖い…。
「亜紀ちゃん??」
ちょうどその時、宗一さんの声がした。
そして、宗一さんが、門のとこに立っているのが見えた。
男も、宗一さんを見る。
「お前は、誰だ?こいつの彼氏か??!?今、取り込み中なんだよ!!」
と、男が宗一さんに、言っているうちに、私は悠木くんを急いで家の中にいれた。
〃バタン〃
扉がしまる…。
その音に、男は、私の方を見た。
「あぁ?!!お前、なにしてんだ!?殺されてぇのか?!」
男は、私の方に、歩いてきた…。
怖い…。
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