*◇*失恋*◇* #2

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「そうなんだ……私、準備してくるね」 といい、私は部屋に戻った。 るいにメールを送った。 昨日はありがとうと感謝を込めて。 そして、制服に着替えて身仕度を済ませ、朝食を食べた。 今日も父さんはいない。 「父さんまた仕事?」 と聞くと、 「忙しいみたいよ」 と母さんは答えた。 そして、私は今日は1人で家を出る事にした。 「悠木ごめんね。今日は急がないといけないから、先行ってるね」 とカバンを持って玄関に向かった。 「えぇ~!?」 と、悠木は不満気にしていたけど。 準備をしていなかった悠木は。 「行ってらっしゃい」 と私を送った。 家から出て、私は学校とは反対側に歩き出す。 学校に行く気がしなかった。 私は、準備していた時から、学校に行く気はなかった。 私は首にさがる御守りを握り。 あの海に向かっていた。 先生との想い出が沢山の……あの海へ。
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