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……。
先生……私の事……。
忘れないよね?
まだ好きだよね。
首にさがるネックレスを触り、先生を想った。
“嫌いだ……”
そう言って私を抱き締めた、貴方の腕……。
私には忘れられません。
ねぇ……先生。
この思いが貴方にとどけばいいのに……。
このどうしようもなく、好きだという気持ちが……真直ぐ貴方に届けばいいのに。
(今、仕事中かな……)
“はい、これ解いて木下さん”
懐かしい光景が浮かんでくる。
“かわいい”
“うそ下手だな”
先生の笑顔は……私に元気を勇気をくれる。
もう……迎えにきてくれない先生……。
この想いは、どうすればいいの?
先生が好き過ぎて、私……わかんないよ。
この気持ちは誰にぶつければいいのか、どうすればいいのか……。
貴方にしか……ぶつけられない……。
先生大好きなの……。
諦めるなんて出来ない。
諦めたくない。
貴方の気持ちが強いのを私は知ってるから、諦めたくない。
そうだよ……。
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