16人が本棚に入れています
本棚に追加
ねぇ……先生。
待ってて。
私を想い続けていて。
私が貴方を迎えに行くからね。
海を眺めながら、私はこの時、強く決心した。
どうしてだろう。
その時、私はどうして今までこういう風に考えられなかったんだろうって思って、なんだか笑みがこぼれた。
考え方が変わって……私の心はすっきりして。
(約束……迎えに行くから)
青空に私は笑顔で小指を伸ばした。
(先生……)
絡む事ない小指を、先生がいると自分に言い聞かせて。
「指切った!」
私は空と指きりした。
「大好きだよぉ~」
と叫ぶ私の心は晴れていた。
(絶対、先生と幸せになるんだから)
新たなスタートを私は1人で切った。
貴方と結ばれたいから。
待っててね先生……。
貴方は今まで私の為にいっぱい頑張ってきたから。
今度は、私が頑張るばんだ。
私は貴方の気持ちが冷めない事を信じてるから。
だから、頑張る……。
私の恋はまだ終わっていない……。
Restart 前に進もう。
きっと、幸せがあると信じて。
最初のコメントを投稿しよう!