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*◆*想い*◆* #2
1人心細くて……また、涙が溢れてきた。
このまま帰れなかったらどうしよう。
変な人にさらわれたらどうしよう。
と、変な妄想だけが頭を過ぎる。
次第に、雄也に対しての怒りもわきあがってきた。
「雄也の馬鹿……」
なんで私を1人置いて、カバンと携帯も持って行ってしまったのか……。
(意味わかんない……)
辺りはもう暗くて……知らないうちに、緑公園という所にきていた。
雄也とさっきいた公園だと思ったけど、全然違う場所だった。
(何処だろ……ここ)
街灯で少し明るい場所にあったブランコに座り、これからどうしようか考えた。
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