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貴方をこんなにも好きなのに、全てを伝えきれない……。
伝えても伝えても、満足しないのは……貴方を好きだと言う気持ちが泉のようにわき出てでているから。
優しく触れる唇から愛が伝わって……。
ますます、私の好きは溢れてくる。
こんなにも幸せでいいんだろうか……。
でも、この幸せは長くは続かない。
だって……明後日には先生は沖縄に帰っちゃうから。
それに、今日先生とさよならしたらきっと……卒業するまで会えないような気がするから……。
この想いが全部貴方に伝わればいいのに……。
息をするのさえ忘れて……私は貴方の事だけを想っていた。
唇が離れた瞬間に私は息を吸い込んだ……。
肩を上下に揺らしながら先生の事を見ると、
「顔真っ赤」
そう言い、おでこにキスをした。
嬉しくて恥かしくて……私は先生の顔をまともにみれなかった。
(ドキドキする……)
本当にこのまま……時が止まってしまえばいいのに。
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