*◇*先生の想い*◇*

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いつの間にか私の涙は止まっていて……。 「私は、先生ともう一回あの夜景を見にいきたいなぁ~」 なんて、笑顔で話していた。 やっぱり、私は先生でいっぱいで、貴方の言葉や行動で浮いたり沈んだりが激しいんだよね……。 「あと、遊園地いって観覧車乗りたい」 そう話していると、 “良かった。元気になってるみたいで” と先生の優しい声……。 「へへっ」 と私は笑った。 この時、私には先生との明るい未来の想像しかなくて、とても幸せだったんだ。 隣りに先生は居なくても、電話の向こうから、私を呼ぶ声があるから、頑張れるって思っていた。 でも、私はまだ弱くて、あと7ヶ月という期間はあまりにも長くて……。 先生を何度も何度も……困らせるんだ……。 そして、優先生に先生を重ねてしまう……。 あまりにもソックリだから貴方が居るようで……私は寂しくて寂しくてたまらなくなる。
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