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*◆*想い*◆* #3
「認めない！ 今は絶対にダメだ！」
父さんはそう言うと、席を立ち自分の部屋へと行った。
パタンと冷たく閉じる扉……。
やっぱり私達の恋は……いけない恋なんだよね。
「ごめんな……亜紀」
そう先生が呟くと、今まで黙ってキッチンにいた母さんが、そばにきて、
「今は、私も賛成は出来ないわ。父さんと同じ意見よ」
と、いった。
私は、なんだか苦しくて……何も話せなかった。
「１０分だけあげるから、ここで少し話しをしなさい」
そういい、母さんは父さんの所へ行った。
２人きりになったリビング……。
（ねぇ先生……私たちは２人で少し外出する事も許されないの？）
先生と生徒だから……？
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