*◇*最低な私*◇*

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(相沢先生にどんな顔して会おう……) と考えていると、 「座って待っとくか」 と優先生に言われて、フェンスの側までいき、2人腰をおろした。 空を見上げると、星が沢山でていた。 「キレイだな……」 と言う優先生の顔は、暗くてよくみえない。 だからなのかな……先生と一緒にいるように感じるのは……。 優先生だと分かっているけど、なんだか空気が先生といるときと同じように、安らげた。 今だけは、相沢先生との事を忘れていたくて……。 私は優先生の事をジッとみた。 優先生は夜空をみている。 「ふぁ~」 と欠伸をした優先生は、私を見ると。 「さっきから、みつめすぎ」 と笑った。 それに、恥ずかしくなり……私は視線をそらした。
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