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先生に会いたくてたまらない。
その時、屋上の出入り口の扉が開いて、相沢先生がやってきた。
「遅くなった」
とこっちに向かってくる相沢先生。
優先生は、私の頭をなでていた手をはなし。
「サンキュー相沢」
と笑顔でいっていた。
私はというと、なんだか相沢先生の事が見れなかった。
一瞬にして頭の中が、先生の事でいっぱいだったのに、相沢先生との事に切り替わった。
「行こっか」
という優先生の言葉で、相沢先生を先頭に私達は屋上から出た。
(何話せばいいんだろう……)
やっぱり気まずくて、なんと話せばいいのかわからなかった。
そして、優先生は職員室にカバンを取りに行くといい、私と相沢先生は駐車場で待つ事になった。
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