*◇*最低な私*◇*

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――あれから数日後の休みの日。 この日からかな、私が少しおかしくなったのは……。 この日、私はバイトが休みで、みきたちと約束していた、花火をやる事になった。 でも、ちょうどその日に隣り街の花火大会があるという事をきき、私達は花火をとりやめ花火大会に行く事になったんだ。 「亜紀ねぇかわいいぃ~」 と、母さんに浴衣を着付けして貰っている私の横で、私の周りをクルクルと周り全体をみながら、悠木は笑顔でそう言った。 「そうかな?」 薄いピンク色に花がちりばめられた浴衣を着ながら、なんだか恥ずかしくて……私は頬をピンクに染めた。 「亜紀似合ってる。これでよし」 と着付けが終わり、自分を鏡に映して。 なんだか照れてしまった。 すると、 「ただいまぁ~」 と今日は、父さんがいつもより早い帰宅。 「おかえりなさぁ~い」 と母さんと悠木は玄関へと走っていった。 私は、母さんたちの部屋から出てリビングに。 先生が家にきたあの日から、父さんとは時間があまり合わなくて、話していなかった。 (そろそろ話さないとな……) そう思っていると、 「おわっ」 と、父さんの声が聞こえて父さんを見ると。 「なんだか、昔の母さんを見てるみたいだな」 と父さんが言ったから。
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