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それから2時間が経ち……もう3時を過ぎていた。さすがに眠気もピークだ。
その時、
「ただいまぁ~」
と父さんの声が聞こえた。すぐに1階に降りていこうかと思ったけど、酔っ払った父さんに何を言われるか分らないと、私は寝た振りをして部屋からでなかった。
(先生……連絡くれるって言ったのに、遅いなぁ)
そんな事を考えていたら、私はいつの間にか寝ていた。
――朝。
カーテンから、太陽の光りが私を照らして目が覚めた。
寝るのが遅かったからか、いつもより1時間遅くの起床だった。
AM7:00
(あっ!?)
すぐに携帯を確認すると、着信1件、メールが1通。
先生からだった。
――――――――
件名:
本文:今帰った。おやすみ。
――――――――
私が電話にでなかったからメールを送ったらしい。私は「おはようございます」とだけ返しておいた。
後で先生から話しをじっくり聞こう、そう考え学校に行く支度を始めた。
――――
――
教室の外の景色を、自分の席につき眺めていた。
先生からの返事はまだない。
父さんと先生が昨日どんな話しをしていたのか、とても気になっていて、なんだか落ち着かない。
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