*◇*真意*◇* #2

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「話しをしても、多分あずさは自分の意志を突き通すと思うし、多分今以上に亜紀を傷付ける言葉を言ってくると思う」 みきの言葉が、私の胸をくるしくした、それで私は、あずさに話しがしたいとメールし断られた事を話した。 「あずさは、もう私達と話したくないんだよ……」 みきの言葉は間違っていないような気がして、ますます胸をぎゅっと締め付けた。 「はぁぁ……とにかく昼ご飯たべようか」 というみきの提案に、私達は教室に戻る事にした。 あやこ先生にお礼を言い、保健室から出ると、みきに。 「心先生きた?」 と聞かれ、私はあやこ先生に先生が帰されていた事を話した。 「そっか、やっぱり来たんだ。亜紀を保健室に連れて行って正解! あやこ先生ね女子生徒の場合、男の人は帰しちゃうのよ」 といい、私に微笑んだ。 「今は、会いたくないでしょ?」 と聞いてくるみきに、どうしてみきはこんなにも私の気持ちが分かるんだろうと、不思議に感じた。 コクリとうなずく私を見て、みきは頭をなでると、 「お腹空いた……」 と呟いた。それから教室まで2人は静かだった。 多分、お互いあずさの事を考えていたんだろう。 私は、あずさの事で頭がいっぱいで、この時先生とすれ違ったった事に気が付かなかった。
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