*◇*真意*◇* #2

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ねぇ……私はこの現実を受け止めなきゃいけないのかな……。 『今までありがとう』 そんなメール欲しくなかったよ。でも、私以上に、あずさは辛いのかもしれない。 いつかまた、笑って話せる日がくるのだろうか……。 ―――――――― 件名: 本文:今まで、あずさの気持ちに気が付かなくてごめんね。 ごめんね、ありがとうね。 ―――――――― 本当はこんな文章送りたくなんてなかった。でも、こうする事しか、私には出来なかった。 送信ボタンを押した瞬間に、私とあずさの仲は終わってしまった。 あずさは1人離れて行こうとしている……私より辛いのはあずさなんだ。 携帯にはいくつもの着信履歴とメール。 着信はほとんどが先生からだった。 そして、私はずっと放って置いたメールを開いて読んだ。 そこには、先生の名前があって。 『体調悪いのか?』 『なんで返事かえさない』 『今から保健室いくから』 『あやこ先生に帰されたよ』 『本当に大丈夫か? 何か悩んでるのか』 と私を心配するメールばかりだった。 そして、一番新しいメールには、 ―――――――― 件名: 本文:俺に言えない事か? 俺はお前の力になれないか? どうしてそんなに、泣きそうな顔してるんだよ、俺が原因か? お願いだ返事をくれ。 ―――――――― というメールが入っていた。多分トイレについてからすぐに届いたメールだろう。
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