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大切にしてくれてるんだと、シンは嬉しかった。
「準備できた」
「じゃあ行くか」
「うん」
そして、またシンの家に戻った。
家に着いた頃には、もう10時を過ぎていた、部屋につくと、まずお風呂から入ろうということになり。
「亜紀から風呂入っておいで」
と亜紀に風呂にいくよういたっが、亜紀はソファに座りテレビをつけて、膝を抱えて、動こうとしない。
「先に入って」
笑顔でシンから入るようにと、言ってくる。シンは「じゃあ先に入る」と言ったが、テレビに目を向ける亜紀に意地悪をしたくなり。
「一緒に入るか?」
耳元で囁いた。
亜紀はビックリしたのかすぐ振り向き、顔を紅くしながら。恥ずかしそうに首を思い切り横にふっていた。
そんな亜紀を可愛いと思いながら、シンは笑うと、
「冗談だよ」
そう言いバスルームへと消えていく。リビングに残された亜紀は、
「冗談に聞こえないぃ~」
そう言いながら、ますます顔を紅くしていた。
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