*…大嫌い…*

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「あぁ~きぃ~」  突然の来訪者。日曜日の朝早く、チャイムに起こされて扉を開けると相沢がそこには立っていた。 「相沢先生なにしに来たんですか?」  まだ眠い目を擦りながら、相沢をみていると。 「ドライブ誘いにきたのさぁ~。最近、細川とゴタゴタしてるみたいだし、今なら俺の入る隙もあるかと思って」 「何言ってるんですか」 「いこうぜぇ~、どうする?」  鍵を顔の横でカチャカチャと振っている。 「シンも一緒ですよね?」  一応確認のために聞いてみると、 「えっ!? アイツ邪魔だろぉ~たまには2人もいいんじゃない?」  そう言ってくる。 「じゃあ無理です」 「あぁもう分かった分かった。仕方ないから細川もな」  準備をするために、相沢をいったん家にあげ亜紀は着替えを済ませた。その間に相沢は細川に連絡を入れたらしいが、亜紀の部屋にいると言った瞬間、シンに怒られたとブツブツ言っていた。  本当に2人で行くつもりだったのか……その時ふと亜紀はそう思った。
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