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「俺太っ腹だろぉ~」
「すごぉ~い」
亜紀はリモコンを取り電源をいれるとチャンネルを何度か変えた。
「相沢先生ありがとうございます」
ニッコリ笑っていう亜紀に、
「こんなの亜紀のためなら安いもんよ」
そう豪快に笑っていた。シンはキッチンでなにやら準備しながら、そんな2人を優しい顔で眺めている。
亜紀はテレビに感動したあと、部屋を見るといい立ち上がった。
相沢は黙って亜紀に視線を送っている、まず開いたのは、亜紀の部屋の扉だった。
開けた瞬間に亜紀はピタッと止まり、動かなくなってしまった。大丈夫なのかと相沢がシンに視線を向けると、シンも一度相沢を見て亜紀に視線を戻す。
黙ってそのまま部屋に入っていく亜紀は、そのまま扉をしめた。
「絶対ショック受けてるぜ」
クチパクで相沢がシンに言うと、シンはキッチンからでてきてソファに座った。
「ちゃんと説明するから大丈夫」
と。
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