*…同棲…* #2

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「そうなのか?」  シンの質問に、 「ちょっとだけ……」  そうボソッっと答える亜紀。シンは溜め息をついた後。 「仕方ないな」  そう言った。相沢は不適な笑みを浮かべ、負けたら罰ゲームをすると言い出し、負けた方は、明日の朝食作りをするという事を、勝手に決めてしまった。  亜紀は見届け人及び、負けた方を明日起こすという事になり。  まずはシンが3本空けるまで、相沢は休憩となった。 「早くしろよぉ~」  そう急かす相沢を睨むシンは、不利だと思いながらも、ビールを流し込んでいく。そして、2人の戦いは始まった。 「大丈夫?」  隣りで心配そうに見ている亜紀に、 「あぁ」  そう笑顔で答えた。 ――それから、2時間が経ち。  どちらも譲らぬ戦いは続いて、亜紀の方がダウン寸前だった。眠そうにソファにもたれて欠伸を繰り返している。それに気付いたシンは、亜紀に眠るよういったが、亜紀は大丈夫だと眠らない。  シンは思わず相沢に視線を投げる、それに気付いた相沢は、仕方ないというような表情をしたあと。 「今日の所は引きわけぇ~」  そう勝負を打ち切りにした。 「えぇ!」  という亜紀に、 「朝まで続きそうだし、続きは今度」  とテーブルを片付け始めた。シンも相沢に加勢し、テーブルの上はみるみる片付いていく。
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