*…プレゼント…* #2

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「はぁ~い」  有馬は素直に聞き入れ、美和と買い出しにいった。  まぁひとまず安心。  少し経ってから、木下が席を立った。冷蔵庫の方に歩いていく。 「ちょっとトイレ」  といいベッタリの彩を離し、俺は木下のとこへ向かう。木下はなにか探してるみたいだった。 「木下、何探してる?」  俺は木下に話しかけた。 「あっ氷です」  どう見ても冷蔵庫の中をみている、冷凍庫は下なのに……。まさか木下は酔っているのだろうか。 (あれだけで?)  俺は冷蔵庫の戸をつかんでやった。 「そこ下、開けて。下にあるから」  といい俺は冷凍庫を指差す。  木下は素直にあけ氷をとっていた。 (ん~てか少し寒いな……) 「先生はなに探してるの?」  そのとき木下は、俺の顔を見上げるように聞いてきた。 (ちいせぇ……かわいいし……)  思わずそんな事をおもった俺は、すぐに思考を切替えた。が、何しにきたんだっけ? 「んっと……なんだったっけ? 忘れた」  飲みすぎらしい。  ずっと見てくる木下は可愛すぎて、俺はその場にいれなくなり、席に戻った。  すると、また彩に捕まり。 「心さん嘘つき……」  そういわれた。なんでそんな事を言われないといけないのか、意味がわからず彩を見て。
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