*…プレゼント…* #2

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 そうしてくれないと、俺が困るのでありがたかった。  まずは男たちから、クジをひいていく。 「おれ3番」  有馬は木下のプレゼントがあたり、早速あけていた。 「むちゃかわいい。ありがとう亜紀ちゃん」  と木下に抱きついた。 (このやろう)  と思ったが彩が見てるのを感じ、顔色ひとつ変えない俺。  そして、俺の番。 「あっ俺は1番」  誰のが当たったのか。 「やったぁ私の」  すぐ隣りから、嬉しそうな声が響く。 (まじか……)  当たったのは彩のものだった。他の人たちもクジを開けていく。  彩にはありがとうと笑顔で言っておいた。  で次は女子の番。  俺のプレゼントは1番の番号がついている。  木下がクジをひく。開いて。 「1番」  といった、俺のだ。 「はいっ」 俺は笑顔でプレゼントを渡す。すると木下は嬉しそうにプレゼントを受け取った。 「ありがとうございます」  満面の笑み。すぐにプレゼントを開けて見ている。 「めちゃめちゃかわいい」  とかなり喜んでくれていた。  やっぱり嬉しい。  木下に当たって良かった。  木下はすぐ髪につけていた。 (まじ可愛い、似合ってる)  想像していた通り、木下に似合っていた。まさか現実に見れるとは思っていなかったため、嬉しすぎる。  しばらくして、あやはぬいぐるみを当てていた。
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