*…プレゼント…* #2

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 屋上に着くと、俺のほうを向いた。 「あの先生……」  安達の顔が紅く染まっていくのを見て、やっと分かった俺。 (なんで俺はこうも生徒から告白されるんだ……)  よく思う事がある。こんな風に告白してくる子たちは、俺の何をみて、好きになってくれているんだ?  と……。 「あの……先生聞いてます?」 (やばっ聞いてなかった) 「あっごめん。最近疲れてるのか、ぼーっとしてた」  というと、 「あの私……先生のこと好きです」  やっぱり告白だ……。 「あぁありがとう」 「あの彼女にしてください」  俺の答えは決まっている。 「ごめんな。気持ちは嬉しいが答えることはできない」  すると安達は、 「そうですかぁ……わかりました」  といい屋上をでていった。 (はぁまた傷つけた)
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