*…悩み…* #2

12/23
前へ
/35ページ
次へ
(あぁ……)  俺はすぐに有馬に電話をかけ。どの方面にいるのかを聞き車を走らせた。  木下を早く安心させてやらないと……有馬に木下のいる喫茶店の名前を教え、その場所を探せといった。  俺は今有馬のいる場所を聞いて、まずそこを目指して車を走らせる。  とても心配だった。泣いてるんじゃないかと……怖がってるんじゃないかと、心配で仕方がなかった。  俺はまず有馬たちがいたカラオケボックスについた。すると電話がきた相手は有馬だ。  急いで電話をとる。すると、木下をみつけたという電話で、詳しい居場所を教えてもらった。  すぐ車を走らせ、有馬に言われた場所へと向かった。  スピードがいつもより出ていた、こんなに飛ばしたのはいつ振りなのか……。言われた場所に到着すると、2人の姿。車を降りて、 「まったくお前たちは」  という事しかできなかった。まず安心した……無事でよかったと。 「ごめんなさい」 「すみません」  と謝る二人、木下は泣いていたのか少し目が赤かい。ひとまず2人を車に乗せ有馬をカラオケボックスまで送る事に。有馬は車だったからだ、 「じゃあ木下は俺が送っていくから」  と有馬を車から降ろす、有馬は酒を飲んでいたため代行で帰ると言っていた。 「お願いします。亜紀ちゃん本当にごめんね」  「もういいですよ」  送っていっても良かったが、有馬は気まずかったのだろう。木下に謝っているという事は、何かしたのだと言っている様なものだ。  それから有馬とわかれ、俺は車を走らせた。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加