*…悩み…* #2

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 学校についてから、俺はすぐに職員トイレに向かった。  眠くてちょっと顔を洗いにだ。  木下はちゃんと学校にきているのか心配になる。  木下にメールを送ってみる。 ――――― 件名:おはよう 本文:ちゃんと学校きてるか?? 大丈夫か?? ―――――  と、そう送ったと同時に、トイレに相沢がやってきた。 「あっおはよう細川」  相沢は髪を固めにきたらしい、右手にワックスを持っている。 「おはよう、また髪固めるのか?」 「当たり前だろ」  こいつ本当にそのうちハゲる。と思いながらみていると、 「細川、お前眠そうだなぁ」  といきなり言われた。 「あぁちょっとなぁ」  と答える俺、まさか木下と朝方まで一緒にいたなんて言えない。 「女か??」  と小指をたててくる。 「ん……まぁ」  というと携帯がなった。相沢は髪をセットしていたから、俺はメール開いてみた。  ディスプレイには☆木下 亜紀☆の文字、ちらりと隣りを確認してから本文を読む。 ―――― 件名:おはようございます。 本文:大丈夫ですよ。でも体育着忘れちゃいました(泣) ―――――  という内容だった。
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