16人が本棚に入れています
本棚に追加
車からおりコンビニに入る。
「いらっしゃいま、せ……」
という木下は、俺と彩をみてビックリしていた。
「あっ亜紀ちゃん」
彩はすぐに木下のとこに駆け寄っていく。俺は有馬が出入口近くにいたから、話しかけた。
「おい有馬、俺をおいて帰るなんていい度胸だなぁ」
昨日というか今日の朝の事をいってみると、有馬は。
「ごめんなさい」
と謝ってくる。別に怒っているわけではなかった。そして有馬は俺に小声でこんなことを聞いてきた。
「彩と付き合うことになったんですか?」
彩が俺に告白することを知っていたのだろう。
「いや断った」
というと、有馬は目を丸くして。
「じゃあなんで一緒にいるんです?」
そう不思議そうにシンと彩を交互にみている。
「なんか成り行き」
「そうですかぁ」
有馬と話した後、木下と彩のもとへ。
「おぅ木下、正月もバイトだなんて偉いな」
木下に話しかけてみる……がなんだか木下の様子がいつもと違う、となんでなのかそう感じた。
最初のコメントを投稿しよう!