*…夜景…* #2

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*…夜景…* #2

でも 相沢にあの日 ドライブに連れていってもらってから 俺の心は落ち着いていた 木下の事は 諦められなくても 俺は それでいい と思うようになり 別に恋人同士が一番の 幸せじゃないと 考えるようになっていた おれは 平日…木下に会えること これだけで 幸せなんだと思うようになっていた いつもの様に授業をして… プリント作って 俺の誕生日は 平凡に過ぎる予定だった 学校の帰り道… 木下に会うまでは… 俺はいつものように車を走らせていた そして 見つけてしまう… 木下の後ろ姿… そのまま 抜き去ろうか 停まろうか… 少し迷って… 俺は 誕生日くらい…いいだろ… と自分に甘く 車をとめてしまう この時とまった事で 俺の気持ちは また大きく揺れる事になる 「よぉ 木下」 木下は俺に気付き 「こんばんわ」 と 頭をさげてきた 久しぶりに話したような気がする… 「乗ってくか??」 俺は木下の顔を見ながら 話した すると木下は 「はい!」 と俺に笑顔を向けてくる…久しぶりの木下の笑顔に 俺は少しドキッとした
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