*…夜景…* #2

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と俺はいう…  なんでかその日に告白される気がした… 「なんでといわれても… だって 1年生最後なんですよ 思い出に!」 と 木下は言った 木下の嘘はわかりやすい… 俺はニッコリ笑って 「おぅ わかった 仕方ないなぁ」 と 言った… 木下を突き放す いい機会かもしれない… しばらく 夜景を見つめてた… 俺は夜景を見ながら 木下の気持ちを全てきいて しっかり断ろう… それまでに 自分の気持ちをどうにか整理しよう と思った… 「そろそろ 行くか 親心配するだろ」 と 俺はきりだす 「はい」 と木下は うなずいて 俺の後をついてくる… 車に戻ると 「もう すごかった~」 と木下はとても嬉しそうに 話していた 「先生 本当にありがとう」 と 笑顔を向けてくる 「おう」 といって 俺は木下の頭を ポンって 叩いた ごめんな 木下… 俺の気持ちは 決まった… お前に 辛い思いさせたくないから… お前の気持ちには 答えないことに決めたんだ… 車で来たみちを 戻っていく 俺の心は 決まった… 揺れてしまったけど… もう きめた… 木下の笑顔を壊したくない…
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