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「先生そろそろ 職員室もどるなぁ 」
という
「あっ はい」
と木下が 答えると同時に
俺はドアの方に向かって歩いた
木下をみることができず
俺はドアをみつめたまま 片手で〃じゃあな〃として 屋上をあとにした
俺はそのまま 職員トイレに向かった
ちょっと頭を冷やしたかった
トイレに行くと そこには 髪を固めている相沢…
俺が来たことに気付いた 相沢は
「あれっ もう戻ってきたのか?」
と髪をセットしながら 話す
「おぉ」
と俺はいい
隣の鏡の前にたち 冷たい水を顔に叩きつけた
すっきりする
相沢は黙ってみていた…
相沢は俺の心を読んでるのか… 何もいってこなかった…
そして その日は何事もなく終わった…
それからも 毎日考える木下の事
好きと伝えたい…
俺は 決めたはずなのに… 何故かまた迷ってしまう…
俺の決心は 全然モロイ…
木下に崩される…
好きという気持ち… というか…もう 愛しすぎた
木下は俺を惹き付けてはなさない…
11歳も違うのに…
どうして こうも惹き付けられるんだろう
他の子と 何がちがう…??
自分自身よくわからない…
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