*…夜景…* #2

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木下は今日は 珍しくすぐに助手席にのってきた 「木下が 珍しいなぁ… 助手席に座るなんて」 と 俺は思った事が口からでていた 「たまには…」 という 木下は俺から目をそらし 顔を背けた 俺は車を走らせる しばらくして 「先生 最近どうですか?」 と木下に聞かれた ?? 最近? 俺はちょっと頭の中がハテナ… 「最近どうですか?って何がだ?」 と木下にききかえす 「えっと 楽しいとか 忙しいとか 彼女はできたのかなぁと…」 と いってきた 木下は何がしりたいんだ? もしかして 安藤と同じように キスしたのを見たから こんな事聞いてきてるのか? と俺は思い 正直に答える 「あぁ まぁ忙しいなぁ あいにく 彼女はまだいないよ」 と… 木下を遠ざけるといいがち 俺は何かを期待してるのか… 彼女は居ないっていってしまう… 突き放すのなら 嘘でも彼女がいると言えばいいのに… 俺は 何を期待してる…?
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