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「ちょ ちょっと トイレにいってきます」
というと 木下は 車をおり トイレにむかった…
木下がいなくなった車内
俺は何考えてるんだ…
自分にダメだとい言い聞かせる…
車を降り タバコをすった
木下は戻ってきて 俺がタバコを吸ってるのに気づくと 砂浜を歩きだした
暗い砂浜を どんどん歩いていく
「木下 あんまり遠くいくなよ」
と、俺はまるで親かのように 木下にいっていた
「はぁ~い」
と答える木下
なんだか 幼さを感じる
木下は 砂浜に座った
俺はタバコを吸い終えて
車から毛布をとり
木下のところに 歩いていった
「寒いだろ」
と 肩に毛布をかけてあげる…
おれは そのあと隣に座った
「先生は 寒くない?」
と聞かれ 木下は布団を返そうとしていた
「大丈夫 木下が使って」
と俺はいう 本当なら2人でくるまりたい…
でも 今の俺には無理…
気持ちが揺らいでしまう…
今2人でいるだけで 気持ちは動いてるのに…
2人黙って 海を見ていた…
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