*…心の中…* #2

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シンは、亜紀を驚かせた事を後悔した。 その後、亜紀とシンは車に乗り公園をあとにする…。 亜紀は、楽しそうにしていた。 シンは、いつもの海につれていってあげようと、車を走らせていた。 車を走らせる事…数分、海に着いた。 2人で手を繋ぎ、砂浜を歩く…。 会話はあまりなくても、2人の心は繋がっていた。 砂浜に腰をおろし、海を見つめる。 月の灯りで、あたりは少し明るかった。 「亜紀は、いつも学校くるの早いよなぁ」 とシンは、今日、屋上で何していたのか聞こうと、遠回しに話を切り出した。 「普通ですよ。」 と亜紀は海を見つめたまま、はなす。その横顔は、まだ幼さが少し残っている…。 「いつも 屋上にいってるのか??」 と、シンは、どんどん本当に聞きたいことに、迫っていく。 「屋上すきですから。」 と笑顔で答える亜紀。 「今日も行ったのか?」 と、シンがいうと、亜紀はコクリとうなずいた…。 「1人でか?」 と、シンは海を見つめながら話す。 シンは、嘘だけはついてほしくないと…思っていた…。 でも、亜紀は… 「はい。」 と答えた…。
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