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シンは、亜紀を驚かせた事を後悔した。
その後、亜紀とシンは車に乗り公園をあとにする…。
亜紀は、楽しそうにしていた。
シンは、いつもの海につれていってあげようと、車を走らせていた。
車を走らせる事…数分、海に着いた。
2人で手を繋ぎ、砂浜を歩く…。
会話はあまりなくても、2人の心は繋がっていた。
砂浜に腰をおろし、海を見つめる。
月の灯りで、あたりは少し明るかった。
「亜紀は、いつも学校くるの早いよなぁ」
とシンは、今日、屋上で何していたのか聞こうと、遠回しに話を切り出した。
「普通ですよ。」
と亜紀は海を見つめたまま、はなす。その横顔は、まだ幼さが少し残っている…。
「いつも 屋上にいってるのか??」
と、シンは、どんどん本当に聞きたいことに、迫っていく。
「屋上すきですから。」
と笑顔で答える亜紀。
「今日も行ったのか?」
と、シンがいうと、亜紀はコクリとうなずいた…。
「1人でか?」
と、シンは海を見つめながら話す。
シンは、嘘だけはついてほしくないと…思っていた…。
でも、亜紀は…
「はい。」
と答えた…。
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