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「そういう時は、仕方ないよ…でも、嘘つかれたのは、ちょっとショックだったなぁ…」
と、シンがいうと。
「ごめんなさい」
と、また謝る亜紀…。
そんな、亜紀が愛しくて…。
「もういいよ」
とシンは亜紀の頭をなでていた…。
その後、亜紀に2人でいるのを見たと、説明した…。
すると、亜紀はそうなんだ~って、黙ってきいていた。
静に流れる時…。
海を見つめながら…シンは思っていた。
亜紀は絶対に、俺の事で悩んでいる…。
強がりだから…亜紀は1人で全部背負い込みそうだと…。
俺には…何ができる…?きっと君は…俺から離れていくんだろうな…俺のために…と…
亜紀は、シンの顔を見る…シンも亜紀の顔をみた…。
不安そうな亜紀…なんだかこれからの事に怯えている…
それが、シンには伝わってくる…
(そんな顔するなよ…)
シンは亜紀に、優しく微笑んだ。
すると、亜紀も微笑む…。
(ずっと、笑っていて…)
シンは、心の中で強く思った。
(ごめんな…亜紀…辛い思いさせて…)
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