*…心の中…* #3

1/21
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ

*…心の中…* #3

「どこが違うって、安藤は安藤で…木下は木下だろ??」 なんだか、うまく説明できないシン…。 「同じ歳なのに…、私は女として見れないのに…、どうして亜紀は…?」 と、いう安藤… 「亜紀は、俺にとって特別なんだ…。なんでかなぁ…とにかく好きなんだ。」 と、本当の気持ちを伝えた…。 「なんで…亜紀ばかり…」 と、安藤の目からは、涙が溢れでた…。 「安藤…??」 「なんで、亜紀ばかりなんですか…?? みきも、いつも亜紀の事ばかり…、私の周りの人は亜紀、亜紀って…」 としゃがみこむ、安藤。 シンは、そんな、安藤の頭を撫でた…。 安藤は、そのまま泣いていた…シンは、かけてやる言葉を探した…。 「安藤…お前には、お前のいいところがある… 木下は、お前の事、いまでも親友だと思ってるよ! 安藤は木下の事きらいか?」 とシンがきくと… 涙を拭きながら、 「好きです。でも、亜紀が羨ましいんです…。」 と話す…。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!