11人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
*…心の中…* #3
「どこが違うって、安藤は安藤で…木下は木下だろ??」
なんだか、うまく説明できないシン…。
「同じ歳なのに…、私は女として見れないのに…、どうして亜紀は…?」
と、いう安藤…
「亜紀は、俺にとって特別なんだ…。なんでかなぁ…とにかく好きなんだ。」
と、本当の気持ちを伝えた…。
「なんで…亜紀ばかり…」
と、安藤の目からは、涙が溢れでた…。
「安藤…??」
「なんで、亜紀ばかりなんですか…??
みきも、いつも亜紀の事ばかり…、私の周りの人は亜紀、亜紀って…」
としゃがみこむ、安藤。
シンは、そんな、安藤の頭を撫でた…。
安藤は、そのまま泣いていた…シンは、かけてやる言葉を探した…。
「安藤…お前には、お前のいいところがある…
木下は、お前の事、いまでも親友だと思ってるよ!
安藤は木下の事きらいか?」
とシンがきくと…
涙を拭きながら、
「好きです。でも、亜紀が羨ましいんです…。」
と話す…。
最初のコメントを投稿しよう!