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シンは、ソファーに座り…亜紀の事を考えていた。
亜紀の悩み事を、どうやって聞き出そうか…。
亜紀の事ばかり…。
(バイト中かぁ…)
と、時計をみていた…。
すると、携帯がなる…。
〃ブブブッ ブブブッ〃
メールだ…相手は有馬だった。
――――――――
件名:こんばんわ
本文:今日、前のメンバーで肝だめしするんですけど…きませんか??
――――――――
という、内容だった。
シンは別に予定がなかったため、行くことにした。
1番の、行く理由は亜紀もいるからだった。
有馬に、行くというメールを送り、時間と場所をききその場所に向かった。
去年、肝だめしをしたところだった…。
シンは、みんなより、早くついて、タバコを吸っていた。
(去年は、亜紀とペアだったんだよなぁ…)
と、1年前の事を思い出していた。
シンの洋服の裾を、つかんでいた亜紀…。
虫が飛んできて…叫んだ亜紀…。
鏡の自分の姿に、驚いていた亜紀…。
1つ1つの想いでが蘇ってくる…。
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