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(まじかよ…)
「どこ行ったんだ??」
「わかりません…」
と、なんだか悲しそうな顔をする美和…
と…
「いいじゃん、いいじゃん」
とニッコリ笑顔で、言ってくるあや…
(よくない…)
シンは、携帯を握りしめていた。
電話をかけようか…迷っていた…。
今、ここにいるメンバーに、亜紀と付き合っている事が、バレたら…どうなるか…わからない…。
でも、シンは、迷ったあと、亜紀に電話をかけた…。
〃プルルルルルル プルルルルルル〃
何度か、ならしたが電話にはでなかった…。
「電話、とらないんですか??」
と、心配そうな…美和…。
「あぁ、ちょっと待ってよ」
と、今度は、有馬に電話をかける。
〃プルルルルルル プルルルルルル〃
虚しくなるだけの、呼び出し音…。
(2人はどこに行ったんだ??)
なんだか、亜紀の事が心配になってきた…シン…
有馬に何かされたら…
と、嫌な考えがよぎった…。
「どこいったのかなぁ~」
みんな、有馬たちをまった。
そして、もう一度、亜紀に電話をかけたが…。とらなかった…。
と…、シンの心の中で嫉妬心が沸き上がってきた…。
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