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「まじか??今、どこにいるんだ??」
と、聞いてくる相沢に、シンは、
「多分、まだバスにいると思う。」
と答えると、
「俺、ちょっと見てくるな!!」
といい、相沢はいってしまった。
嵐のようにきて、嵐のように去っていった。
シンは、相沢から貰ったコーヒーを飲んで、ぼーっとする…。
考えるのは…、亜紀の事…。
足は、大丈夫なんだろうか…。
と…。
考えていると、また、シンのとこに雄也が走ってきた…。
「細川先生。氷水ってもらえますか??」
と聞いてくる。
シンは、キーパーに入っていた氷をとり、袋にいれ雄也に渡した。
「木下、そんなに、ひどいのか?」
と、雄也にシンはきいた。
「なんか、へんな捻りかたしたみたいです。」
「そうか…。」
心配で、雄也と一緒に行こうと思ったが、
「あんまり、亜紀を苦しめないでください。」
と言われる…。
雄也のその一言で、行くのをやめた…。
雄也にも、何もいいかえせなかった…。
シンは…、雄也に1度…亜紀を頼むと言ったことがある…。
あの言葉を消し去りたい…。
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