*…in宮古島…* #2

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「まじか??今、どこにいるんだ??」 と、聞いてくる相沢に、シンは、 「多分、まだバスにいると思う。」 と答えると、 「俺、ちょっと見てくるな!!」 といい、相沢はいってしまった。 嵐のようにきて、嵐のように去っていった。 シンは、相沢から貰ったコーヒーを飲んで、ぼーっとする…。 考えるのは…、亜紀の事…。 足は、大丈夫なんだろうか…。 と…。 考えていると、また、シンのとこに雄也が走ってきた…。 「細川先生。氷水ってもらえますか??」 と聞いてくる。 シンは、キーパーに入っていた氷をとり、袋にいれ雄也に渡した。 「木下、そんなに、ひどいのか?」 と、雄也にシンはきいた。 「なんか、へんな捻りかたしたみたいです。」 「そうか…。」 心配で、雄也と一緒に行こうと思ったが、 「あんまり、亜紀を苦しめないでください。」 と言われる…。 雄也のその一言で、行くのをやめた…。 雄也にも、何もいいかえせなかった…。 シンは…、雄也に1度…亜紀を頼むと言ったことがある…。 あの言葉を消し去りたい…。
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