*…in宮古島…* #2

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「木下、泣いてた…。しかも、捻った足…、洋子先生に何かされてた…。 多分、強く握られたんだろう…。 爪痕がくっきり残ってたし…。 しかも、木下は、誰にも言わないで、って言ってた…。 洋子先生が、亜紀を虐める原因はお前しかいない…。」 と、相沢に言われ…。 シンは、一気に心が暗くなった。 (亜紀…。亜紀を俺は、くるしめてる…。もしかして…、もう…洋子先生との事きいたのか…。) 亜紀のところに、すぐにでも行きたくなり、シンは腰をあげた。 が…。 相沢に止められる。 「今は、いくな…。洋子先生が、もしお前と木下の事に気付いていたら、逆にまたややこしくなる…。 木下が傷つく…。」 と…。 それで、シンは、また腰をおろした…。 (俺は、どうすればいいんだ…。) 「一応、木下には、俺以外に足はさわらせるなと、言っておいた…。」 相沢がいう…。 シンを落ち着けるように…。 「洋子先生は、俺が、見張ってみるから…。 お前は、今…気持ちを整理しろ!!」 と…、シンが動揺している事…。相沢には、分かっていた…。 亜紀の元にすぐにでも、行かせてあげたい、でも、今、シンを行かせても…。 ますます、大変な事になると、相沢はなんとなく、感じていた。
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