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時間は過ぎ…。
生徒を集め…次の場所へ移動…。
そんな中…シンは、ずっと窓の外を眺めて…。
亜紀の事ばかりを、考えていた…。
めぐみ先生の声も、耳に届かないくらい…。
自分の世界に入っていた。
(洋子先生が、亜紀を…。)
(洋子先生は、気付いてるのか??)
そんな事を、考えているうちに、次の場所に到着…。
…上野ドイツ村…
お城がいっぱいあって。そこでは、自由行動になっていた…。
シンも、フラフラと色んな場所を回る…。
生徒が、ドイツ村から出ないように、見張りながら…。
蝉の鳴き声が、耳にうるさく感じる…。
一通り、見てまわり…。
あるお店の中に入った…。
ほとんど、無意識に…。
と…。
店に入ると、目の前に亜紀の姿…。
心が苦しくなる…。
「足、大丈夫か??」
シンは、聞いていた。
「大丈夫ですよ。」
と、亜紀は笑顔で答え…。シンから離れていく。
加藤の肩につかまり…足を引きずって…。
シンは、見ていることしかできなかった…。
(亜紀を俺は…傷つけている…お前は、なんで笑ってるんだ??)
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