*…in宮古島…* #2

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時間は過ぎ…。 生徒を集め…次の場所へ移動…。 そんな中…シンは、ずっと窓の外を眺めて…。 亜紀の事ばかりを、考えていた…。 めぐみ先生の声も、耳に届かないくらい…。 自分の世界に入っていた。 (洋子先生が、亜紀を…。) (洋子先生は、気付いてるのか??) そんな事を、考えているうちに、次の場所に到着…。 …上野ドイツ村… お城がいっぱいあって。そこでは、自由行動になっていた…。 シンも、フラフラと色んな場所を回る…。 生徒が、ドイツ村から出ないように、見張りながら…。 蝉の鳴き声が、耳にうるさく感じる…。 一通り、見てまわり…。 あるお店の中に入った…。 ほとんど、無意識に…。 と…。 店に入ると、目の前に亜紀の姿…。 心が苦しくなる…。 「足、大丈夫か??」 シンは、聞いていた。 「大丈夫ですよ。」 と、亜紀は笑顔で答え…。シンから離れていく。 加藤の肩につかまり…足を引きずって…。 シンは、見ていることしかできなかった…。 (亜紀を俺は…傷つけている…お前は、なんで笑ってるんだ??)
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