*…in宮古島…* #2

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シンの心は、グラグラと揺れる…。 もう、亜紀が自分から離れて行っている…。と…、胸が苦しくなる…。 シンは、その場につったっていた…。 「細川先生??」 安藤あずさ…。安藤が目の前にいた…。 「大丈夫ですか??」 と聞かれ、シンは、我にかえる…。 シンは、自分が店の入口の真ん中につったっている事に、やっと気付いた。 「あぁ…ぼーっとしてた…。」 というと、安藤が心配そうな眼差しを向ける中…。 外に、歩き出した。 また、フラフラと見回る。 そして、時間が過ぎて…。 バスでホテルに向かう。 シンは、口数がすくなく…めぐみ先生からも、心配されていた。 クラスの生徒も、シンが変だという事を、何名かは気付いていただろう。 それくらい…シンは参っていた。 ホテルにつき、夕食を食べた後、レクレーション。 みんな楽しそうに、ゲームをしたり、椅子とりしたりしていた。 亜紀は、参加できなく…。端の方で、相沢と見ている…。 その姿は、確認していた。 相沢は、亜紀を守るかのように、側についていた。
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