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シンの心は、グラグラと揺れる…。
もう、亜紀が自分から離れて行っている…。と…、胸が苦しくなる…。
シンは、その場につったっていた…。
「細川先生??」
安藤あずさ…。安藤が目の前にいた…。
「大丈夫ですか??」
と聞かれ、シンは、我にかえる…。
シンは、自分が店の入口の真ん中につったっている事に、やっと気付いた。
「あぁ…ぼーっとしてた…。」
というと、安藤が心配そうな眼差しを向ける中…。
外に、歩き出した。
また、フラフラと見回る。
そして、時間が過ぎて…。
バスでホテルに向かう。
シンは、口数がすくなく…めぐみ先生からも、心配されていた。
クラスの生徒も、シンが変だという事を、何名かは気付いていただろう。
それくらい…シンは参っていた。
ホテルにつき、夕食を食べた後、レクレーション。
みんな楽しそうに、ゲームをしたり、椅子とりしたりしていた。
亜紀は、参加できなく…。端の方で、相沢と見ている…。
その姿は、確認していた。
相沢は、亜紀を守るかのように、側についていた。
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