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そして、明日の打ち合わせをしていると…。
〃ガチャ〃
と、洋子先生が部屋に帰ってきた。
「あれ??細川先生なんでいるんですか??」
と…洋子先生に言われるシン…。
「ちょっと、打ち合わせ…。」
という。
(亜紀になにかしたのか?)
心で、そう言っていた…。
本当は、今すぐにでも、口に出していいたかった…。
が、その気持ちを押さえる…。
「もう、帰ります。」
そういうと…、シンは部屋からでて、自分の部屋に向かった…。
〃コンコンコン〃
自室をノックする…。
鍵を持って出なかったことを、扉の前についてから…気付いた。
「おかえり…。」
と、部屋に入れてくれる。相沢…。
シンは、また黙って、ベッドに倒れこむ…。
ただ、亜紀の事だけを、考えていた…。
(今、何考えてるんだ…??)
(俺は、お前の側にいたいのに…。)
(お前は、なんで…俺をそんなに、守ってくれるんだ…。)
考えれば考えるほど…愛しくて…。
頭から、離れていかない…。
そんな時…。
〃コンコンコン〃
と、扉をノックする音が聞こえた。
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