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シンは、出る気なし…。
相沢が、黙って腰をあげ、扉に向かってあるいていく…。
そして、扉を開ける音がした。
「あっ加藤、どうした??」
の、相沢の声の後に、聞こえてきたのは、加藤るいの声だった。
「亜紀きてませんか??」
と…。
「木下なら…きてないが…。どうかしたか??」
と、相沢の声…。
(亜紀になにかあったのか??)
と、シンは、ベッドから飛び上がり、扉の方に走っていった。
「加藤!!亜紀がどうした!?!」
思わず…亜紀の事を木下ではなく、名前で呼んでいた…。
でも、シンはそんな事には、気が付かない…。
「10時頃…ジュース買いながら、電話しに行くって出てって、戻ってきてないんです。電話もとらなくて…。」
と、加藤の言葉にシンは、時計を見た…。
もう…。
PM11:30…。
出ていってから、1時間半…。
こんなに、戻ってないのは…おかしい…。電話もとらない…??
と、シンは思うと、部屋を飛び出していた…。
「おい!!細川!!」
相沢が、シンを呼んだが…。シンの耳には届いてなかった…。
シンは、階段をかけ降りていた。
その途中…雄也に会う…。
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