*…in宮古島…* #2

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シンは、出る気なし…。 相沢が、黙って腰をあげ、扉に向かってあるいていく…。 そして、扉を開ける音がした。 「あっ加藤、どうした??」 の、相沢の声の後に、聞こえてきたのは、加藤るいの声だった。 「亜紀きてませんか??」 と…。 「木下なら…きてないが…。どうかしたか??」 と、相沢の声…。 (亜紀になにかあったのか??) と、シンは、ベッドから飛び上がり、扉の方に走っていった。 「加藤!!亜紀がどうした!?!」 思わず…亜紀の事を木下ではなく、名前で呼んでいた…。 でも、シンはそんな事には、気が付かない…。 「10時頃…ジュース買いながら、電話しに行くって出てって、戻ってきてないんです。電話もとらなくて…。」 と、加藤の言葉にシンは、時計を見た…。 もう…。 PM11:30…。 出ていってから、1時間半…。 こんなに、戻ってないのは…おかしい…。電話もとらない…?? と、シンは思うと、部屋を飛び出していた…。 「おい!!細川!!」 相沢が、シンを呼んだが…。シンの耳には届いてなかった…。 シンは、階段をかけ降りていた。 その途中…雄也に会う…。
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