*…in宮古島…* #2

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雄也は、とても剣幕な顔をして、階段を降りていくシンに、 「先生なにかあったんですか?」 と、声をかける…。 シンは、足を止めずに…。 「亜紀がいなくなった。雄也、お前も探してくれ。」 と、いうと…。そのまま階段を降りていた。 もしかしたら、外にでて、道に迷ったのかも、しれない…。と…。 そして、頭をよぎるのは、悪い事ばかり…。 (どこにいるんだ…。) どこにも、いない…。 暗い道を走る…。 人を見かける度、亜紀かと駆け寄るが…。 まったく別人…。 (もしかして…また、洋子先生に…。) と、なんでか嫌な感覚に襲われる…。 (そういえば…洋子先生も…10時頃…部屋にいなかった…。) シンは、どれくらい…外で探していただろう…。 いきなり、携帯がなる…。 ♪~♪~♪~ 《着信 雄也》 シンは、急いで電話をとった…。 「もしもし!」 “先生??亜紀みつかりました。” の、雄也の声にシンは、安心する…。 「よかったぁ…いまどこだ??」 “4階にいます。” そういうと、雄也の電話は、すぐに切れた。 シンは、また、ホテルに向かって、走りだし…。 階段をかけ登った。
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