*…in宮古島…* #2

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亜紀を、自分の目で見るまでは、本当に安心できなかった…。 そして、階段をかけ登り4階につくと、相沢の姿が見えた。 「見つかったって!?」 と、走りよる。 そこには、加藤や安藤…の姿もあった…。 そして…、亜紀の姿…。 一瞬、悲しい顔をしたのを…、シンは見逃さなかった。 息が切れるシン…そんなシンに…。 「先生も探してくれてたんですね。ごめんなさい。」 と、亜紀が謝ってきた…。 本当なら、今すぐにでも抱き締めたかった。 でも、できない…。 「無事で良かった。」 本当に、心から、思っている言葉が口から溢れる。 その、すぐあとに亜紀は…。 「じゃあ、るい、部屋戻ろっか。」 という。 様子がおかしい…。目も赤い…。 亜紀が、今さっきまで泣いてたんだとわかる…。 「いこう。」 といい、亜紀は、加藤の手をつかんで、自分の部屋に歩き出す。 足をひきずって…。 すると、相沢が…。 「木下、ちょっと待て、足の手当てするから。」 と、亜紀を止めた。 「わかりました。じゃあ、るい先に戻ってて、みんなも、早く部屋に戻ってやすんで、本当にごめんね。」 と、言っている…。
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