*…in宮古島…* #2

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(亜紀が、おかしい…。) なんとなく、伝わってくる…亜紀のおかしさ…。 笑顔も…作っているみたいだった…。 その場にいた人たちは、亜紀に追いやられ…、部屋に帰っていく…。 残ったのは…。 シン…亜紀…相沢の3人…。 そして、亜紀の口はすぐに動いた。 「細川先生も、早く部屋に帰ってやすんで下さい。」 と…。 目が合う…。シンは、もう…亜紀を放っておきたくない。 とおもい…亜紀に手を伸ばす…。 でも、亜紀の一言に突き落とされる事になる。 「触らないで!!」 そう…。亜紀の口から出た言葉…。 “触らないで…。” シンを拒絶する言葉…。 シンの手は、ピタリと止まる…。 (あき…。) 亜紀は、エレベーターのボタンを押した、エレベーターは、その階にあったのか、すぐ開く。 「早く行ってください。」 と、シンは亜紀に言われる…。 (亜紀…どうして…。) シンは、亜紀になにも言えないまま、エレベーターに乗った…。 (俺は、お前がすきなのに…。) 虚しくしまる…エレベーター…。 (俺は、お前の側にいたい…。) なぜ素直にいえない…。 自分に嫌気がさす…。
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