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シンは、まず相沢の姿を探した。
すると、端のほうで椅子に座っている姿をみつける…。
なんだか、気まずくもあったが、シンは相沢のとこへ向かった。
「相沢…おはよう。」
と、シンは声をかけた。すると、相沢も。
「あっ細川おはよう。」
と、普通に話しかけてくる…。
「昨日は、きついこと言ってごめんな…。」
と謝ってくる相沢…。
「いや、謝るな、俺が悪いから。」
と、シンはいっていた。なんとか、仲直りみたくは、なったものの…。
相沢は、今日は口数がすくなかった。
そして、生徒もほとんど揃ったので、バイキングの料理を取り、たべた…。
そして、あたりを見渡すと…。
シンの目にうつるのは、亜紀の姿…。
いつもと…髪型がちがっていた。
巻いている。
(か…かわいい…)
亜紀は、めちゃくちゃかわいかった。
まわりの生徒からも、“木下さん似合う”とか、“まじかわいい”とか、声がきこえてくる。
こんなにかわいい人を、自分は苦しめているんだ…。愛しい人を苦しめているんだと思うと、胸が苦しくなる。
そして、食事が終わるとすぐに、バスで移動のためバスに向かう。
生徒の人数を確認後…出発…。
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