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*…愛しい…* #2
あれから部屋に帰り、もう亜紀と会えないかと思うと、心が暗くなった。
相沢は帰って来たときには、もう既に寝ていた。
明日は学年旅行の最終日…。
明日のために、荷物をまとめて置いた。
そして、ふと思う…。
(亜紀と見たかった砂山ビーチ…結局俺も見れなかったなぁ…。)
と…。
シンはベッドに入り、そしてそのまま、眠りについた。
……………………
‥‥‥‥‥‥
朝起きると、もう相沢は起きていた。
「細川ぁ~早く行かないと遅刻だぞぉ~。」
と、何故か今日は髪を固めている相沢。
「お前、なんで髪固めてるんだ??」
「あっ!?ちょっと寝癖が酷くてさ。」
と相沢は笑っていた。
準備をして部屋をでる。朝食を取って、そのまま飛行場にだった。
何事もなく時間は過ぎていき…。
学年旅行は終わった。
地元に着いて、学校に戻り、みんな解散となった。
「なんだか、疲れたなぁ~。」
と言う相沢、
「久し振りに飲みに行くか?」
とシンは相沢を誘った。
「ん~…今日はやめとく。ごめんな。」
そう言うと相沢は足早に帰って行った。
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